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2010年05月07日 17:30 |
こんにちわ。
iPadの3G版も北米で発売がスタートし、すでにUSでは100万台を突破とか、言ってるけど日本ではiBookStoreも映画もまともに見れないのをなんとかしてほしいと悶々としているシバタです。
ちまたでは電子書籍の話題で持ち切りですが、電子書籍における「既得権者」への批判とiPadやキンドルの「黒船」に対しての公開論とがぶつかっている様子は、まさに鎖国から開国へと向かう幕末の様子に本当にそっくりだなと感じてます。
そんな中、もう一つ「鎖国」化してるゲーム業界。
そのまっただ中で、ある意味で「ゲーム会社」としての特別な地位を与えられている既得権益を得ている立場として、振り返ってみたいと思います。
電子書籍において鎖国側の言い分は、、、
1)紙媒体を守りたい。それは今までの収益の柱でもあるので、一気に捨てられない。
2)上記の理由から価格やロイヤリティを紙媒体を守れるような価格帯にしたい。(日経新聞がネットで行っている対応と同じですね。)
3)紙の方が使い勝手が良いじゃん!所詮iPadやキンドルはよくわかんないし、セキュリティとか心配だし。。。
※上記の内容に対して反論は今回の趣旨ではないので、特にコメントしません。
で、それと同等の事がゲーム業界でもあるな〜と。
1)パッケージを守りたい。やっぱりゲームはパッケージの方が収益が高いし、子供たちはパッケージで買う方が安心感もある。
2)上記の理由からDLコンテンツにはある一定の制限を設けたい。また、価格をあまり高く出来ないので、利益も出ないと思う。
3)パッケージで売るコンシューマゲームの方が、より面白いゲームが作れるじゃん。別にクローズドでも、十分面白いゲームを提供できる自信が有るし!
おぉ。。。似てる。
私は自分自身で10年間店頭を見てきた経験から、お店とお客さんが最も損をしているとずーっと感じてました。結局もっとも利益を得ているのは中間の流通業者と一部のメーカー。
パッケージを買うお客さんは、その商品が良いかどうかを知るための手段はファミ通かAmazonのレビューもしくはすでに購入した他の人からの情報に頼るしか有りません。
お店は中古の販売で収益の下支えをしないと、回してゆけないような状況である事をメーカーが黙認しているような状況です。
ネット系のコンテンツの多くは、無料版や体験版が簡易に手に入れる事が出来たり、多くのレビューや(メーカーに取ってはとても厳しい試練ですが、、、)評価に晒される事で、強くなりそして、より良いコンテンツを提供すべく努力を続けることになります。
もちろん、コンシューマゲームでもそのような仕組みが無い訳ではないですが、あまりにもプラットフォーム側の縛りが厳しいため、事実上あまり上記のようなエコシステムが機能しているとは言えないと感じます。
で、電子出版に対して、もっと雑誌社さん、オープンに!なんて言っている自分たちの業界がぜんぜんオープンじゃないじゃん。と自分自身で感じたのでした。
オープンである事はおそらく、非常に厳しい市場になるという事も意味しているのですが、ただ、お客様に取っては絶対に良いコンテンツが提供される機会が増えるのは間違いないし、そうなる事で、より健全な競争原理が働くような気がします。
正直なところ、どちらの立場の事もよくわかるため、◯◯が悪い!とかはとてもじゃないですが言えないですけど、「イノベーション」が事業の重要な要素だとすると、そろそろゲームも書籍も業界の中にいる「中の人」が自分でイノベーションを起こさないと、ペリー提督にぜーんぶ持っていかれちゃいますよ。
なので、シバタも「イノベーション」を起こすべく行動を始めるのでした。
結局誰かに期待するんじゃなくて自分で動くしかないと思うので。
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